寝るたびに腰が悪くなる??

腰痛に悩んでいる人の中には、朝、起き上がるときに痛みを感じる人が少なくありません。

例えば日中、マッサージを受けたりして腰をケアしているものの、寝て起きるとまた痛む。この場合、寝ている間に余計な負担がかかってしまっている可能性が考えられます。

「安静にする」という意味で、横になっている間は腰が守られているイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし実は睡眠中の状態によっては腰痛は悪化することさえあるのです。

睡眠と腰痛は、密接に関係しています。睡眠のとり方が悪いと腰に悪影響があり、また腰の痛みのせいでよく眠れないと、体に様々な二次的な被害が起こる可能性もあるのです。

腰痛を抱えている場合、まず注意したいのが寝返りです。睡眠中にうまく寝返りがうてていないと、腰痛のリスクが高くなります。

寝返りが多いと寝苦しくてもがいているようなイメージを持つかもしれませんが、実際は逆です。

自然な寝返りをうてているほうが、眠りの質はよいといえます。

そもそも寝返りにはどんな役割があるのでしょうか?

1つは、血流をよくすることです。ずっと同じ姿勢で寝ていると、体の一部に負荷がかかり続けその部分の血管が圧迫されて血の流れが悪くなります。

血流が悪いと、老廃物などがうまく流し出されなくなり、こりや痛みの原因になります。

そのため、人は体を守るために自然と寝返りをうつようにできています。

ですから、原因不明の腰痛を抱えていたり、寝て起きるたびに腰が痛いという場合、睡眠時に正しい寝返りをうてていないことで、腰に負担がかかっている可能性があります。

寝ている間は意識がなく、自分の寝姿を確認しているという人はほぼいません。皆様は、しっかりと寝返りがうてているでしょうか?

とはいえ、寝返りは無意識に行うものですから、やれと言われてできるものではありません。

特に高齢になると筋力が衰えていきますから、寝返りをうちたくても自力で寝返りをうつのが難しくなってくる場合もあります。

また、腰痛を抱えている場合m腰をかばって動かさないようにしてしまうかもしれません。いずれにせよ、自分で意識的にコントロールするのは難しいものです。

自分は寝返りがうてていないかもしれないと疑われる場合、確認すべきなのは寝具です。端的に言うと、柔らかすぎる寝具は寝返りがうちにくく、腰に悪い影響を与えている可能性があります。

ベットは布団は、柔らかくてフカフカしたものほど、気持ちよくてよく眠れるイメージがあるかもしれません。

確かに、フカフカの布団に入ったときの気持ちよさは魅力です。しかし、入眠時の快適さと、睡眠中の体の負担は別な問題です。

布団やマットレスが柔らかいと、体が沈み込んでしまい一部に負担が強くかかります。また、ぐっと体を起こそうとしても力んだ部分が沈んでしまうので、寝返りがうちにくくなってしまいます。

睡眠中にもう1つ大事なのは、「体圧分散」です。

体圧分散とは文字通り、体にかかる圧力を適度に分散させることを意味します。この場合の圧力とは、要するに体重です。

体の一部に負担がかかり続けると、その部分の血流が悪化してコリや痛みの原因になります。そして、腰に偏って体重がかかっていると、腰にとっては非常によくない状態といえます。

睡眠時は、全身にバランス良く負荷が分散されていることが理想です。それを考えると、柔らかすぎるベットや布団は、やはりよくないといえるでしょう。

先程述べたように、柔らかい布団では体が沈み込んでしまい、沈んだ部分に偏って過剰な負荷がかかってしまうからです。

これも、腰を悪くする1つの要因になっていると考えられます。

参考にして下さいね(^^)/

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