脳の腰痛対策・・・不安や怒りを改善する

腰痛で不安や怒りといったストレスを取り除く方法です。

腰が痛い、またすぐ痛むだろうといった不安や恐怖、苛立ちは、ストレスになってますます脳を不調にして、さらに腰が痛くなる負のサイクルを生み出します。

腰痛を改善するには、このネガティブな思考を少しずつ転換していく必要があります。

腰痛など辛い状況にあるときは、心の余裕を失って、ネガティブ思考に陥りがちです。しかし、「腰が痛くてどうにもならない」といった後ろ向きの考えは主観にすぎず、客観的にはそんなことはないのに、自分で決めつけてしまっていることも多々あります。

そんな「決めつけ」を見直していくことでストレスを緩和し、行動も変えて行こうとするのが認知行動です。

認知行動とは、物事の考え方・捉え方を修正し、行動をコントロールします。脳の不調による腰痛の改善に効果的です。

ネガティブな「決めつけ」をポジティブな考えに変える

ネガティブな「決めつけ」は次のように修正していきます。

例えば、「痛みのせいで私の人生はおしまいだ」と考えてしまうところ、「痛くても、できることからやってみよう」と考え方を変えてみます。

「痛みがあるのは嫌だけど、痛みがあってもできることはある」とプラス思考で考えてみるのです。

ネガティブな「痛くてできないこと」ではなく、ポジティブな「痛くても出来るとこと」に注目し、考え方を修正するのです。

そして、気持ちを前向きにして、実際に行動してみます。

行動に移して少しでも体が楽になってきたら、「ずっと痛かったけど、楽になることがあるんだ」とさらに認知を更新していき、よりポジティブな気持ちに持っていきます。

しかし、ネガティブ思考の人に「ポジティブになれ」といっても、そう簡単には変われるものではありません。自分の考え程以外とコントロールしにくいものです。

決めつけて的な考え方は感情も同時に伴うので、それに大きく影響を受けてしまうこともその一因でしょう。

行動から認知を変える

ここからは、行動から認知を変える方法について説明します。

認知と行動は密接な関係があります。

今までは「認知⇒行動」という順序で述べてきました。「認知が変わると行動も変わる」という文脈です。

しかし、認知と行動は相互関係があり、「行動⇒認知」という逆の方向、つまり「行動が変れば認知も変わる」ということも起こります。

実は、「認知⇒行動」よりも「行動⇒認知」のほうが実行するのは簡単です。

認知は感情を伴うので意外と頑固です。その認知を一生懸命変えるより、さっさと行動に移すほうが手っ取り早いのです。

いろいろ考えるより、とにかく一歩足を踏み出したら、何かパッと開けてきたという経験は誰にでもあると思います。

例えば、少し歩いただけで腰が痛くなってしまう方がいるとします。

ほとんどが家から出ないという場合は、「まず一ヶ月間、毎日100mだけを歩いてみましょう」と提案します。

いきなり「1㎞歩こう」という大きな目標でなく、最初は「それならできるよ」という低いハードルから始めることが重要です。

痛きけどなんとか100m歩けたら、次の一ヶ月は150m歩いてみます。150mができたら、さらに距離を延ばしていきます。

このやり方を丁寧に繰り返すと、脳の「できない」という認知が変わって、本当に動けるようになります。

本当は体が動くはずなのに「痛いからできない」とネガティブに決めつけていることがあります。

少しずつできることをやることで、そのようなこり固まった頭の中をほぐしていくのです。

参考にして下さいね(^^)/

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