腰痛と炭酸水について

腰痛には、水を飲む事が大切です!とお話してきました。

しかし、これまで水を飲む習慣のなかった方には、いきなり無味無臭の水を頻繁に飲むように指導されてもつらいと思います。

そんな方は、無糖の炭酸水から始めてみてはいかがでしょうか?

そして慣れてきてから水を飲むようにするのです。

炭酸水は水分補給として問題ありません。ただ、ゴクゴク飲む事が出来ず、すぐに満腹感を得るので、お勧めとは言えません。

それでも頻繁に、水を飲むクセをつけるために利用するのはよいと思います。

じつは炭酸水には、水にない効果もあります。

それは水分の吸収の早さです。炭酸水には二酸化炭素が含まれています。炭酸水を飲んで二酸化炭素が体内に取り込まれると、血中の二酸化炭素が高くなります。

すると体は、血中の酸素濃度を上げようとして血管を広げて血流量を増やそうとします。

つまり、血行がよくなり、水分の吸収が早まるわけです。

また、炭酸水は、体内に蓄積する疲労物質である乳酸を分散するという効能もあります。

乳酸は、運動によって酸素と脂肪が燃焼するときに燃え残ったかすのようなものです。これが筋肉に溜まることで疲労が蓄積します。

その乳酸を炭酸水に含まれる重炭酸イオンが分解して体外に排出してくれるのです。

飲みやすいフレーバー入りの炭酸水には、糖分が含まれたものもありますので、炭酸水を飲む場合には無糖のものを選びましょう。

最近はフレーバー入りのミネラルウオーターもさまざまなものが発売されています。

おいしくてとても飲みやすいので、ついゴクゴク飲んでしまいます。

しかし、こちらも糖分が含まれたものがありますので、購入時には成分表をチェックして無糖のものを選びましょう。

重い物を持ち上げたり、腰を曲げ伸ばしする動作が腰に負担をかけているイメージをお持ちではないでしょうか?

しかし、じつは、そのような動作ばかりが腰痛の原因ではありません。

腰には、自分自身の体重、そして「立つ」「座る」「寝る」といった姿勢によって常時、負担がかかっています。

ですから、重い物を持って腰痛になった・・・などは、ただのきっかけで、普段の生活習慣の積み上げが腰痛を生むと考えてください。

つまり、腰痛は日頃の習慣が生み出す「生活習慣病」ともいえます。

そうでなければ、同じ重いものを持っても腰痛になる人とならない人がいる理由がわかりません。

まっすぐ立ったときに腰にかかる負担を基準に、日常の姿勢によって腰にかかる負担を比較してみましょう。

一番負担が少ないのは、仰向けに寝た姿勢です。意外なのは、イスに座ったときの負担が大きい事。

立った姿勢、座った姿勢で体を前に傾けると、さらに負担が増します。それは頭の重みを支えるためです。

頻繁に腰に負担をかける動作をおこなっている引っ越し業者や農業、漁業従事者などにかぎらず、座りっぱなしのデスクワークの人やタクシードライバー、立ち仕事のショップ店員など、長時間同じ姿勢が続けば、腰への負担は積み重なっていくのです。

この「負の貯金」をやめなければ、腰痛の原因はとり除くことができず、何度も腰痛をぶり返すことになるのです。

次に、私達の歯は、食べ物を食べる時以外は普段上下触れ合っていません。唇を閉じていても上下の歯は軽く離れているものです。

ところが、何か作業に没頭してうつむき加減の姿勢が続いたり、環境が変わって大きなストレスが加わったときなどに無意識のうちに歯を食いしばっていることがあります。

これを日常生活の「負の貯金」です。

参考にして下さいね(^^)/

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