心の腰痛対策・・・不調をプラスに捉える

腰痛に対して、近年の研究では、心理的なストレスが実際に不調を生み出すことが明らかになっています。

最初はケガなどがきっかけで生じた不調だとしても、不調によって考え方がネガティブになり、ケガが改善しても不調がとれず慢性的になるのです。

そして慢性的な不調が長く続くと、さらにネガティブになっていく悪循環に陥ります。

この悪循環を断ち切るためには、プラス思考になりやすい環境を作り出すことが大事です。

「よくわからないけど、不調がある」状態は、不安や恐怖を生み、人によっては逃げ道をつくります。

ですから、まずは不調を具体的に理解することで、「よくわからないけど、不調」状態を抜け出してもらいます。

そのから先で大事なのは、さらに上を目指し、プラスに持っていくことです。不調の解消は、マイナスだったものがゼロに戻ったにすぎません。

そこで止めてしまわずに、「不調がなくなったらこれがしたい」「不調がなければあれができる」と考える事で、不安や恐怖や「逃げ道思考」から脱出することができます。

プラスのイメージは、小さなことで構いません。腰痛が改善したら、今より少し速く歩けるかもしれないとか、少し遠くに旅行に行けるなど、些細な事でも想像してみることが大事です。

私が考える理想の施術は、患者様、本人が自分の不調を自分の言葉で表現し、認識と理解を深めるという変化によって、「実はそんなに腰は悪くないな」とか「腰痛が出ている時間はほんのわずかだな」と感じてもらうわけです。

場合によっては、「軽い不調なら上手に付き合っていこう」という結論でもいいのです。

私は、そのお手伝いをしているにすぎません。

不調は、体からの自分への何らかのメッセージです。

不調は、自分の体の意識を深め、ひいては自分自身に向き合うチャンスをつくってくれるのです。

原因不明の慢性腰痛を抱えている人は、次のようなことを自問自答してみてください。

不調に対する今までになかった気づきが生まれて、腰痛改善に向かうかもしれません。特に、長年付き合っているような不調だと、「いつものこと」としか考えていないことも多いのではないでしょうか。

●いつから不調なのか
●何がきっかけで腰痛になったのか
●どういうときに不調が起こるのか
●不調があって嫌な事はあるのか
●不調があってもできることはあるか
●不調がなくなったら何ができるか

自分の不調に対する理解が深まることで、腰痛の原因が体にあるのか?

または心にあるのか?

を客観的に理解し、不調の原因に対して納得するきっかけになると思います。

参考にして下さいね(^^)/

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