骨のズレが、筋肉を不自然に伸びたり縮んだりした状態にすることで、本来の柔軟性を失わせて凝り固まらせ、痛みを起こします。
だから、ぎっくり腰を治すためには骨のズレを作らない事と腰の可動性を保つことが大切です。
では、骨のズレのせいで凝り固まり、動かしづらくなった体をスムーズに動かせるようにするには、どうすればいいのか?
それは、腰の可動性を取り戻すためのストレッチをすることです。
ポイントは、今現在痛いと思うところに響いたり、気持ちいいと感じるストレッチを中心にしてください。
痛みがひどかったら無理する必要はありません。適切なストレッチの量には個人差があるので、ストレッチをした翌日に痛みや不調がない程度のストレッチが適量となります。
ストレッチをした翌日には、自分の体に違和感がないかどうか必ず確認してください。もし翌日にストレッチの疲れが持ち越されていたら、一晩の睡眠で体が回復しきれていない証拠です。つまり、ストレッチを頑張りすぎてしまったという体からの危険信号です。
翌朝目覚めたときに、すっきりとその日1日を痛みや不調なく過ごせるくらいのストレッチ量を見極めて、調節しましょう。
ストレッチの目的は、ストレッチひよって、腰を前後左右に動かせるよう、可動性を取り戻すことです。
可動性が失われ、痛みが生じている部分の凝り固まった筋肉をストレッチで伸ばせば、再び血液がスムーズにめぐるようになり、痛みが和らぎます。
パソコンで仕事をしているとかなりの長時間座っていることになります。そうすると、この姿勢を維持するための筋肉しか使わないことになります。
使っている筋肉も伸ばすことがないばかりか、使わない筋肉はどんどん衰えていきます。体の筋肉のバランスは崩れて行く一方なのです。
また、各関節の可動域も制限されてしまいます。農家の人は腰を曲げた作業が多いので、腰が曲がってしまうのと同じことです。腰が曲がった人は、腰を前に曲げる事は得意ですが、腰を後ろの反ることは全くといっていいほどできなくなってしまいます。
これは前かがみの姿勢がとても多く、腰を後ろに反ることをしてこなかったからなのです。
体を動かさないでいると、各関節の可動域を制限していまう、筋力が低下する、筋肉の伸縮がなくなることで血液循環が悪くなるといったことが起きます。これがぎっくり腰の原因になるのです。
長時間同じ姿勢をしている仕事に限らず、長時間の車の運転など、同じ姿勢を長時間するときには、これらのことを頭に入れて注意してください。
合間でいいのでストレッチをやって、柔らかい体を維持することにしましょう。
あなたが、ぎっくり腰でお悩みでしたら、是非一度「かたの整骨院」にお越し下さいませ。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/
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