腰痛と骨盤その2

悪い姿勢でいる時間が積み重なると、だんだんと骨がゆがみ、それが腰痛の原因になります。

でも、一見硬くて丈夫に見える骨なのに、そんなに簡単にゆがむものなのでしょうか?

答えは「YES」です。

その理由は、姿勢を保つ骨の構造にあります。

では、私達の体を建物に例えてみましょう。家でいう柱が骨になります。家を支えるのに最も大切な大黒柱が脊椎といわれる骨です。

そして、この脊椎、つまり背骨は骨盤の上に乗っています。

脊椎は、「背骨」あるいは「脊柱」と呼ばれることもある骨の集まりです。上から、「頚椎」「胸椎」「腰椎」「仙骨」「尾骨」という5つの部分から成り立っていて、さらに、頸椎は7個、胸椎は12個、腰椎は5個のそれぞれ「椎骨」という骨で構成されています。

そして、これらの椎骨が連なって、横から見るとアルファベットの「S」字のようなカーブを描いています。

このS字カーブは、運動の衝撃や振動を吸収して和らげたり、約5キロもある重たい頭を上手に支えたり、私達が2足歩行で生活するために大活躍しています。

さらには、正しい姿勢を保つためにも、とても大切な役割を果たしています。

では、その人間の一番基礎になる「骨盤」についてです。

骨盤は、「仙骨」「寛骨」「尾骨」から成り立っていて、背骨はこの中の仙骨の上に乗っています。

実際には、骨盤には、骨だけではなく、筋肉、脂肪、内臓も含まれています。実は、下半身はこれらすべての上半身を仙腸関節という関節だけで支えてします。

それでは、この仙腸関節について、詳しくお話しますね。

重たい荷物を持つとき、あなただったらどうしますか?荷物の底に指を引っ掛けて持ちますよね。そのほうが安定してがっちり持てますからね。

これを仙骨で見てみると、残念ながらこんな風にうまくはできていません。上半身を支える土台の仙骨も、このようにしっかりと上半身を支えてくれていたらいいのですが、実際には、荷物の側面に手を添えて持っているだけなのです。

ひと目見ただけで、不安定で危なっかしいのがわかりますよね。仙腸関節と上半身は平らな面がくっついているだけなのです。

しかも、くっついている関節は縦の構造になっているので、とても滑りやすくなっています。

ちょうど、この荷物を支えている手のひらと同じイメージです。つまり、私達の骨盤はもともと不安定な構造にできていて、生まれつきズレやすくなっているのです。

だから、腰痛が起こりやすいのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

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