腰痛と筋肉

腰痛にならない、悪化させないコツは、腰痛の原因となる「骨盤のズレ」が生じないように、毎日の暮らしの中で正しい姿勢を心がけることです。

そう理解していても、なかなか実践できるものではありません。腰痛にならない真っ直ぐな姿勢を維持し続けるのは意外と大変です。

意識している間は正しい姿勢を保てるのに、油断して気を抜くと、だらりといつもの悪い姿勢に戻ってしまうのが普通です。

では、なぜ?いい姿勢をキープすることができないでしょうか?

それは、正しい姿勢を保つために必要な筋肉が足りないからです。つまり、腰痛をよせつけない良い姿勢を維持し、骨盤のズレを防ぐには、体を支えるための筋肉が欠かせないのです。

私達の体が元気に動けるのは、血液によって体のすみずみまで酸素と栄養が行き渡っているからです。

そのために不可欠なのが、血液を送り出すポンプの役割をしてくれる心臓です。そして、筋肉です。

実は、筋肉は第二の心臓をいわれ、血液を全身に巡らせるためおおいに活躍しています。その証拠に、運動をすると手足がポカポカと温まってきます。

これは、運動によって筋肉が伸び縮みしてポンプとなり、全身に血液を送り出しているおかげです。

腰痛の原因として、これまでに骨盤のズレや腰の可動性が失われていることを挙げましたが、もうひとつ、筋肉不足や筋肉を動かさないでいることによる血液循環の滞りが挙げられます。

筋肉を鍛えて、骨のズレを寄せつけない正しい姿勢をキープできるようにするとともに、十分な血液が全身を駆け巡る手助けをしましょう。そうすると、体がスムーズに動き出し、痛みが和らぎます。

それには、スポーツがとても効果的です。ただし、どのスポーツを選ぶのかがポイントになります。たとえば水泳や、大きく腕を振って大股でウオーキングするのがお勧めです。

一方、同じ方向しかスイングをしないようなゴルフやテニスなど、片方に体を捻じる動きが多いスポーツはお勧めできません。

右腰だけ、左腰だけに負荷がかかる運動を続けることは、腰痛のもとになってしまいます。

ですから、日常生活にスポーツを取り入れる人は、体の片方だけでなく全身バランスよく動かすスポーツも取り入れましょう。

スポーツを行う目安は、翌日にスポーツによる影響が出ないことです。スポーツをした翌朝に、どこかが痛かったり、不調を感じたりする場合は、スポーツを頑張りすぎてしまっている証拠です。

寝ている間に、体の疲れを取りきれていないということです。そんな日はスポーツをせずに、体をゆっくり休ませてください。

あなたが、腰痛でお悩みでしたら是非一度、「かたの整骨院」にお越し下さいませ。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

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