腰痛は筋肉の緊張を緩めていく

腰痛は、体のゆがみと筋肉の緊張から起こります。

「筋肉が緩むと、不調がなくなっていく可能性がある」とうことを理解しておいてください。

その中で、「筋肉を緩める方法」は多岐にわたります。

筋肉の状態を、筋肉が緊張するに至った背景と照らし合わせながら見て行く、というのが重要なポイントになってきます。

そこで背景を無視し、筋肉だけを特化して施術すると、結局のところ何故そこの筋肉が緊張状態になったのかまでは解明できないのです。

筋肉が緊張状態になった原因は多岐にわたるわけですが、基本的にはイエローフラッグと呼ばれる心理社会的要因、いわゆるストレスが主な原因です。

自分が属するコミュニティーの中で、自分らしさが表現できなくなってくると脳疲労を起こして腰痛が出てくるのです。

脳疲労というのは脳の活動量にも関係してきますが、この活動量というのは脳内の血液量のことです。

脳内のある部分が活性化すると糖分と栄養分が必要になってくるので、その部分に血液が多く流入するようになっています。

そのため脳疲労というのは、脳内のシナプスを通して神経発火と血液の流入が起こらなくなった結果、脳の機能が低下してしまっている状態なのです。

実はストレスにも、良いストレスと悪いストレスがあります。

本来、ストレス自体は動物が生きていく上で欠かせないものです。

人間も含めて動物は、生きるか死ぬかといった緊急事態には瞬発的なエネルギーが必要になってくるので、こういったストレス反応が起こることによって最大のパフォーマンスを発揮できたりします。

なので、ストレス自体はむしろ体に良いものともいえるのです。

しかし現代社会では、そもそも逃げる必要も戦う必要もありません。現代人は文明が発達したおかげで便利に暮らせるようになりましたが、その代わり、常に長期的なストレスにさらされるようになってしまいました。

また、戦う必要がなくなった結果、エネルギーの持って行き場がなくなってしまい、かえって不調が蔓延してしまいました。

つまり、ある種の余裕があるからこそ疾患が起きるのであって、不調というのは頑張って行る最中には実はかからなかったりするものなのです。

しかし、何か物事の片が付いたときなどに気が緩んでくると、それまでずっと気を張り詰めて緊急状態を保っていたものがストーンと切れて、その瞬間に不調になったりもします。

また幼少期に、両親などの保護者から愛情を受けているか否かというのも非常に重要な要素です。

こうした愛着障害の問題が根底にあると、結局それが不調だけではなく、大人になってからの自己肯定感や自己評価にまで影響を及ぼすことがあります。

実際に、なかなか腰痛が良くならない人や病気がちな人というのは、かなり自己肯定感が低い傾向にあります。

自己肯定感が低い人というのは常に「自分はダメだ」と思っているので、幸福感も感じにくいのです。

それに伴って脳内の活性度や神経の活性度も下がってしまうので、いつも病気がちになります。

逆に、幸福感が高い人ほど病気になりにくいですし、たとえ病気になっても改善しやすい、仕事や人生においても成功しやすいなどと、全部が関連してきます。

参考にして下さいね(^^)/

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