座って立ち上がるときの腰痛

患者様にお話を伺うと「デスクワークで座って立ち上がるときに腰が痛い」という方が多いです。

体を安定して支えるためには、足腰がしっかりしていることが大事だと、よく言われます。

最近は、高齢者の方の転倒予防に効果があるとして、「大腰筋」のトレーニングがさかんに行われるようになりました。

デスクワークなどで座っているときには、この大腰筋(お腹にある筋肉)に負担がかかり、骨盤が歪み腰痛の原因になります。

大腰筋は、背骨と大腿骨をつないで股関節を動かすと同時に、他の筋肉と協働して腰椎を支えて姿勢を安定させるという役割を持っています。

大腰筋を鍛えるためには、姿勢を真っ直ぐ保ちながら足を上げる運動などが行われます。大腰筋がしっかりすると下半身が安定します。

腰椎を安定して支えることができれば、腰痛の予防や改善になります。股関節の動きがスムーズになれば、膝や足首の動きも改善するので、膝痛の予防や改善も期待できます。

ただし、効果的にトレーニングを行うためには、座りっぱなしの姿勢で縮んでいる大腰筋を伸びやかにする事だ大事です。

ここで役に立つのが、今、歪んでいる首・背中・骨盤・股関節を正しい位置に戻すことです。

現代人の姿勢が崩れているのは、肩をはじめとする上半身の過剰な緊張が主な原因です。

この問題を解決しないまま、下半身だけストレッチしようとしても無理があるのです。

体の歪みを正しい位置に戻せば、上半身の緊張を解放しながら、横隔膜を介して、大腰筋を伸びやかにすることができます。

それだけで、腰痛や膝の予防や改善になりますし、その上でトレーニングを行えば、より安全かつ効果が得られることになります。

そして、人間の生命活動の源泉を担っている「呼吸」外から酸素を取り入れてエネルギーとし、不要なものを排出します。

最近では「呼吸が浅い」「気がつくと息をつめて作業をしている」という方が多いと思います。

この呼吸の質を深めるのは、みぞおちの奥にある「横隔膜」です。肩甲骨の歪みを正しい位置に戻すと、

脇や、お腹の筋肉の動きがスムーズになり、しっかりと呼吸ができるようになります。

「呼吸が浅い」「座っていて立つときの腰痛が辛い」と思ったときは、まずは肩甲骨の位置の改善を試してください。きっといい結果が得られるはずです。

あなたが、腰痛でお悩みでしたら是非一度、かたの整骨院の骨盤矯正を受けて体の歪みを改善してみませんか?

あなたのご来院をお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

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