肩こりは重心が大切!

肩こり改善には、姿勢を意識することも大切ですが、重心を意識している人は、あまり多くないかもしれません。足のどこに体重を乗せればよいのか、足のどこを意識して歩けばよいか、正しい理解があれば、姿勢は自然とよくなります。

足のどこに体重を乗せればいいのか。正しい重心はどこか。

これは、基本中の基本ですが、立っている時ときでも歩いているときでも、体の重心を乗せる場所は、土踏まずのやや後ろ側にあります。

ここでは、その位置を簡単に、正確に探せる方法をお伝えします。

①まず足の人差し指から、真っ直ぐ縦に線を引きます
②次に内くるぶしの前側から、横に線を引きます。そうすると、
③その二つの線が交差する点が、土踏まずの後方やや内側にあります。

そこに体重を乗せた状態が、人間がもっとも筋肉を使わずに、骨だけで立てる場所になります。

二つの線が交差する点を探したら、そこを思っきり親指で押してください。少し痛いくらいでも良いです。

そしてその親指で押したところに体重を乗せるように、いまその場で立ってみてください。

どうですか?すごく楽に立てませんか?そこに体重を乗せることで、重心線がすべて骨の真ん中を通るので、どの筋肉も使わなくても自然に立てるのです。

「そこに体重を乗せて歩く感覚がよくわからない。。。」という人には、そこに体重を乗せることはいったん忘れて、「人差し指の縦ラインで歩く」というイメージをしてもいいでしょう。

「ちょっと内側すぎませんか?」といわれることも多いですが、そのように感じてしまう人は、普段から足の外側、小指側に重心を置いている人なので、かなりの違和感を感じてしまうでしょう。

O脚・変形性膝関節症。内ももの筋力低下・骨盤のゆがみ・腰痛・肩こり・婦人科の不調・疲労体質・外反母趾や扁平足など、小指側に体重を乗せることによって起きる体への弊害は数えきれません。

普段から外側に重心がある人は、これを機にぜひ正しい重心を意識するといいでしょう。

じつは外側重心よりも、さらに体に弊害のある重心があります。

それは「前側重心」または「つま先重心」といって、とくに日本人の女性にはその傾向がたいへん強く、外側重心に比べて倍以上の人にその傾向があることが確認されています。

ヒールの高い靴を履くようになった、親指の筋力がなくなった、そもそも歩かなくなった・・・など
さまざまな理由で、前側重心の人は増えているようです。

まず重心が前側にある人は、極端にいえば、常にスキーのジャンプのようになっている状態です。前傾姿勢によってふくらはぎがパンパンに張ってしまうことから、足の冷え性やむくみにも悩まされます。

また、重心を前に置くと、骨盤は前傾しています。それにより腰が反りすぎるせいで腰痛などの症状に悩まされたり、下腹がポッコリと出るために太って見えるといったことも起こります。

また重心が前にあると猫背になりやすくなり、猫背であればストレートネックがおまけについてきますので、慢性的な頭痛や肩こりにも悩まされます。

さらに重心が前にあることでも、足裏に本来ある縦と横のアーチが自分の体重によって潰されていくため、外反母趾や扁平足にもなりがちです。

参考にして下さいね(^^)/

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