ストレートネックでお腹やお尻に脂肪がついてくる

体が歪むと、同時に全身のスタイルも崩れてきます。体の気になるところに脂肪がついたりたるみが出てきたりして、プロポーションが崩れていってしまうのです。

スタイルが崩れるのは、「酷使される筋肉」と「使わない筋肉」とがハッキリしているからです。

たとえば、ストレートネックで頭が前に出ると、首の後ろや肩がてき面にこりますが、これは、首・肩の筋肉を酷使して緊張しっぱなしにしているわけです。

これと同じように、猫背が進めば、背中や腰の筋肉が筋肉が緊張し続けることになりますし、膝が曲がってくれば、ふくらはぎの筋肉が緊張し続けることになります。

このように、姿勢が崩れると、特定の筋肉ばかりが酷使されるようになり、緊張を強いられっぱなしの筋肉にどんどん疲れが溜まっていくことになるのです。

一方、いつも特定の筋肉ばかりを使って緊張させていると、反対に使われない筋肉も出てくることになります。

そして、それらの使われない筋肉が緩んでくるのです。首の後ろ、肩、背中、腰、ふくらはぎなどの筋肉をいつも緊張させていた場合、緩んでくるのは、アゴの周り、お腹、お尻、太ももの裏側などです。

皆様お気づきのように、たるんだ脂肪がついたりしやすいところばかり。

体内の余分な脂肪はこういう「普段あまり使われない緩んだ筋肉」にたまりやすいものなのです。

すなわち、ストレートネックを放っていて姿勢が崩れてくると、こういうありがたくない場所がたるんだり脂肪がついたりするようになり、自慢のプロポーションが台無しになっていってしまうわけです。

なお、このとき仙腸関節の機能がちゃんと働いていないと、より一層下半身に脂肪がつきやすくなります。

仙腸関節は下半身の深層の筋肉を動かすためのカギになっている関節。仙腸関節の動きが悪くなると、これら下半身の深層の筋肉が使われなくなっていきます。

筋肉が十分使われないとエネルギー産生力が落ち、さらにそれによって周辺の代謝が低下して、お腹やお尻、太ももなどの下半身が脂肪をためやすい状態にシフトしていってしまうのです。

私は、ダイエットに関しては、「姿勢を正し、体の各関節を正しく動かしていくこと」がたいへん重要だと考えています。

もちろん食事や運動も大切ですが、正しい姿勢をとり、柱のS字カーブを正しく使って関節を回していけば、それだけでも出てほしいところが出て、引っ込んでほしいところが引っ込んでいくようになっていくものなのです。

あなたが、ストレートネックが原因で首痛・肩こり・腰痛になりお悩みでしたら是非一度、かたの整骨院で体の歪みを改善しませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

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