ストレートネックと「スワンネック」??

最近、患者様の症状で多い「ストレートネック」その、ストレートネックが進むと胸椎にも大きな影響が現れます。

頸椎(首の骨)も胸椎も一本の柱としてつながっているわけですから、上の方の頸椎のバランスが崩れてくれば、そのしわ寄せが胸椎に現れるのも当然なのです。

なかでも、頭と首が大きく前に出て、それにつられるように肩や胸が前に出た状態を「スワンネック」と呼びます。

スワンネックは、ストレートネックの柱の変形が胸椎にまで及んだもの。白鳥のように頭と首が大きく前に出ていることからついた名だと思いますが、この状態になると背中が丸まってどんどん猫背が進んでいくことになります。

ストレートネックの人には仰向けになったときに後頭部が布団や床につかない人が多いのですが、スワンネックになると、仰向けになったときに後頭部だけでなく肩さえも、下につかなくなります。

このため、仰向けの姿勢で寝ることができなくなってしまうことも少なくありません。

また、こうした状態になると、胸椎の椎間関節も狭くなってきて、神経を圧迫することが多くあります。これによって起こるのが肋間神経痛です。

 

肋間神経痛は、肋骨の間を走る神経で、胸部の筋肉を動かす運動神経や皮膚感覚などの知覚をつかさどっています。この神経が胸椎で圧迫されるため、胸、脇腹、背中にかけ、あばら骨のラインに沿うように鋭い痛みが現れるわけです。

さらに、肩や胸などの上体が前に傾くようになると、呼吸器にも悪影響が現れるようになってきます。肺や気管は「胸郭」というあばら骨で囲われた部分に収まっているのですが、上体が前傾して猫背が進むと、この胸郭を存分に広げられなくなります。

すると、肺が広がりづらくなり、呼吸が浅くなって、十分な酸素を取り入れなくなります。これにより、動悸や息切れが多くなったり、肌の血色が悪くなったり、少し動いただけで疲れてしまったりといった不調を感じるようになってくるのです。

このように、ストレートネックを放ったまま悪化させてしまうと、首や肩だけではなく、いずれ胸にまで多くのトラブルを抱えるようになっていってしまうわけです。

あなたが、ストレートネックにより首・肩の不調でお悩みでしたら是非一度、かたの整骨院までお越しくださいませ。

多くの患者様が、当院の整体で、首・肩・腰の不調を改善されています。当院の整体は、全く痛みの無い施術ですので安心してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

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