座り方で肩こりを予防!

現代人は、人生の半分を座って過ごしています。昔は人生の3分の1は「睡眠」であるということから、寝具の重要性に需要がありましたが、現代ではデススワークなどの「座り方」に、その人の体調や健康が左右されます。

背中を丸めて座ると、骨盤も後ろに倒れるので腰が後弯します。このような状態では、肩こりもストレートネックも改善しません。

これまでにも、色々な座り方が提案されていますが、そのどれもが足を揃えて深く腰掛け、背筋を真っ直ぐに伸ばす座り方でした。

しかしこの座り方って、そんなに長い時間続けられますか?

現実には1分も続ける事ができない、実際しにくいものではないですか?

ここで、今までの座り方よりもずっとずっと長く続けられる、姿勢と肩こりにいい座り方をご紹介します。

①足は前後に置きます
②イスには浅く座っても深く座ってもよいので、意識的に骨盤を立てます
③疲れたら足の前後を入れ替えます。足を入れ替える事で、またしばらくそのままの姿勢で座っていられます。
④それでも疲れたら、②のように骨盤の前傾は維持したまま、背もたれに背中をつけます。

浅く座って背中を付けなくてもよし、深く座って背中を付けるもよし、どちらで座っても問題ありません。

ただし、どちらにしても骨盤を前傾させておくことがポイントです。

デスクワーク中は①~④を繰り返してください。調整可能であれば椅子の高さをできる限り低くすると効果がアップするでしょう。

基本的に正しいといわれる座り方は、体の中心よりも後ろ側にバランスが偏ります。だから前かがみになったり、デスクに肘を置いたりして、前後のバランスを取りたくなるのです。

しかし足を前後に配置することで、後方に置いてある足が、後ろに偏るバランスの支えになりますから、ずっと正しい姿勢のままでいられますし、これなら背もたれを使わなくても疲れません。

さらに後ろの足が支えになることで、骨盤が前傾になりますから、猫背やストレートネックの予防にもなりますし、内巻きの肩や肩こりの改善にもつながります。

また背もたれに背中を付けたとしても、足を前後にしておくことで骨盤の前傾は保たれますから、長時間のデスクワークでも苦痛なく、ずっといい姿勢のままでいられます。

デスクワークなどで長時間伸ばされ続け、束になって固まってしまった筋肉を、クイックに分解させる簡単な方法を紹介しますね(^^♪

①イスに座り、片方の手首を持ち、両腕を前に伸ばします。

②腕を伸ばしたまま右と左にそれぞれ回旋させます。次に少し腕の位置を下げ、またそれぞれに回旋させます。さらにもう1段腕の位置を下げ、同じように回旋させながら、伸ばすべきポイントを探していきます。

③それぞれに伸ばした中で、最も背中に固まりを感じたポイントで、腕を前に10秒間、できるかぎり伸ばします。

④最後に腕を肩と水平の位置まで上げ、両肘を直角に曲げた状態で、胸を突き出しながら上体を後ろに反らせます。

上半身を左右に回旋させることによって、改善させるべき部位を局所で探し出すことができ、苦痛の原因になっていた肩や背中の固まりを、ダイレクトに解放させることができます。

固まりポイントにつき10秒ほどかけましょう。固まりポイントが1カ所だけであれば、その1カ所をアプローチするだけでも、肩や背中のイタ苦しさはスッキリ軽くなります。

参考にして下さいね(^^)/

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