肩こりは現代社会に24時間まみれている

皆様が、普段感じている体の自覚症状にはどんなものがありますか?

厚生労働省の発表によると、女性の間では1位、男性の場合は腰痛に続く2位として、肩こりが挙がっています。

昨今では「肩こり」を訴える小学生も増え、まさに現代を代表する不調といえます。

現代社会で生活する私達の体は、大げさではなく、24時間、緊張の要因・・・ストレスにまみれています。

仕事の重圧や複雑な人間関係、家庭内での悩みといった精神的なものだけではなく、深夜まで煌々とともる街の明かりやパソコン、スマホから受ける光の刺激、短い睡眠時間、

長い通勤時間、運動時間、運動不足によるだるさなど、肉体的なストレス要因もたくさんあります。

これらのストレスにより、常に体を緊張させていることが肩こりの原因になります。

ストレスフルな現代社会で肩こりから逃れることは難しいのです。

文明のちからがもたらした弊害はもう1つあります。多くの人が日々、小手先しか使わない生活を送るようになったことです。

パソコンやスマホの操作はもちろん、家事やメイク中、通勤時間を振り返ってみてください。

気づくと肩に力が入っていたり、こったりしていませんか。重たいものは持っていないのに不思議ですよね?

2足歩行となった人間は、自由に腕を使えるようになりました。

ところが、手先で何でも物事を処理できる社会になった今は、逆に自由になった腕を持てあましているともいえるのです。

小手先とは対極にあるのが、槍を放って狩りをする、鍬を振り上げて畑を耕すといったようなかつての時代では日常的に行われていた動作です。

腕を大きく振り上げるとき、腕は体幹にある肩甲骨から動きます。このとき、肩甲骨を支えている脇の筋肉が動作をサポート。

スマホやメイクブラシよりも重い道具を振り上げても、脇が腕を支えているので肩を緊張させる必要がありません。

一方、脇を腕をダランと下ろしたままの小手先では、脇の筋肉を使う機会がありません。脇の支えを失った腕を引っ張り上げている必要があるので、肩の筋肉は常に緊張。

小手先の動作は、一見、効果がよく疲れないように見えますが、実は逆。肩こりを誘発する要因だったのです。

今や言葉を発する前の子供たちでさえタブレット端末やスマホに触れる時代です。ITの進化による小手先生活は、肩こりの低年齢化につながる要因となります。

パソコンやスマホを操作するとき、メイクするとき、掃除機をかけたり料理を作ったりする間も、ときどき「腕は脇で支えられている」ことを思い出してください。

参考にして下さいね(^^)/

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あなたのご来院をお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

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