肩こりは姿勢が変れば改善する

お金がない事よりも、家族がいない事よりも、仲間がいない事よりも、仕事を失うことよりも、健康を害してしまうことが、人間は一番不安になるそうです。

体のどこかに不調や気になっているところがあると、それだけでも本来の調子が出し切れなくなり、通常なら簡単に決められることでさえも、決断できなくなります。

例えば、肩こりだけでも、不調に気が取られれば集中力は続かなくなり、たとえ好きなことをしていても、心から楽しめなくなります。

また人間はフルな健康感が感じられないと、なぜか自分にも自信が持てなくなり、ついマイナスな考え方をしてしまったり、人と接するのがおっくうにもなってしまいます。

そしてこれは不調だけでなく、姿勢にも同じことがいえます。

何らかの理由により姿勢が悪くなると、健康を害したときと同じように、不安になりやすくなったり、なぜか人との関わりかたも躓きがちになってしまうのです。

これには、理由があります。

姿勢が悪くなる事で、背骨がゆがんだり曲がったりしていると、自律神経にも直接的な影響が出てくるからです。

自律神経の働きは、交感神経と副交感神経のふたつに分けられますが、そのなかでも交感神経からの指令ルートは「交感神経幹」という特殊な場所を通ります。

交感神経幹というのは、内側と外側の中継地点になっている場所で、脳からの指令はいったんこの中継センターに入ってから、それぞれの目的地へと向かいます。

ではその中継センターと背骨には、いったんどんな関係があるのでしょうか?

それは、交感神経幹は背骨の両脇に沿って頭の付け根から尾てい骨まで存在し、それぞれの中継センターが背骨の両脇にびっしりとへばり付いています。

そうすると背骨が歪んだり曲がっている人は、交感神経幹にも無理な引っ張りや圧縮がかかってしまうため、自律神経のバランスも乱れやすくなります。

また副交感神経からの指令は、背骨の中にある脊髄を通りますから、交感神経と同様にやはり背骨が曲がったりゆがんだりしている人は、それに伴って副交感神経も働きにくくなります。

姿勢がよくなることで、交感神経幹や脊髄に無理な引っ張りや圧縮がかからなくなれば、脳から末端への連絡も伝わりやすくなり、自律神経が働きやすくなるのです。

そして自律神経のバランスが整ってくれば、肩こりや頭痛などの不調の症状も全般的に起きにくくなりますし、体に不調や不安がなく体調の良い日が増えれば、メンタルも安定し精神のバランスが整っていきます。

そして精神バランスの安定によって毎日が充実してくれば、当然ですがその人の表情もよくなります。

参考にして下さいね(^^)/

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