肩こりと気持ち

何もしたくない、やる気が起きない、ふと悲しい気持ちに襲われて涙が止まらなくなる・・・

そんなウツウツとした気分は、気持ちが弱いから、心と体のエネルギーが少ないからだと思われがちです。

しかし、ウツウツの背後には、実は神経の問題があります。心がけや精神論で頑張ってもなかなかウツウツを克服できないのは、神経の仕組みがうまく働いていないからなのです。

ここでいう神経とは主に自律神経のことです。

自律神経は、緊張とリラックスのバランスをとり、呼吸、拍動、消火、睡眠、体温調節など、人間が生きていくために必要な体内のバランス調整を行っています。

緊張が強くなりすぎると緊張を緩めて、リラックスしすぎてダラダラになると程よい緊張をもたらしてバランスをとる。

意識せずともこれが自然に行われる仕組みが本来体には備わっています。一方、ウツウツは、自律神経系がお休みモードに入ったまま上がってこない状態です。

なぜ、このような調整不全が起こってしまうのでしょうか?

自律神経系が正常に機能しない理由の1つに、脳神経系の覚醒がうまくいっていないから、つまり緊張・リラックスのバランスをとる脳のスイッチが切れてしまっているからということがあります。

精神医学の現場では、脳の覚醒レベルを適正にするために、目鼻口耳などを司る脳神経への刺激が効果的であることが知られています。

例えば、眼球への刺激、内耳への音刺激などによるセラピーに効果があることが確認されています。

脳が覚醒度を保ちキチンと起きた状態であれば、ウツウツは起こらないはず。覚醒度を適正に保つための刺激として、脳神経支配の1つである「舌」への刺激が効果的であることが昨今注目されています。

舌は「嚥下(食べ物を飲み込む)」など人間の生命維持に関わるもの、あるいは「発音」という人間社会を生きるために必須となる機能を持っています。

言いたいことを自由に言えない現代の社会において、われわれの舌は固まる傾向にあります。

舌は「舌咽神経」「舌下神経」という2つの脳神経の支配を受けていて、舌が固まると脳神経が適切に働かないため覚醒度が保てません。

逆にいうと、舌を意図的に動かすことで脳神経を刺激して覚醒度を保つことができる可能性があります。舌の動きと、副神経が司る首の動きを組み合わせることでより覚醒効果があります。

もちろん副神経の支配する「肩こり」の筋肉の緊張緩和にも役に立ちます。

体だけでなく、心の健康を保つためにも、肩こり解消はとても大切なのです。

参考にして下さいね(^^)/

あなたが頭痛・顎関節症・首コリ・肩こり・腰痛でお悩みでしたら是非一度、かたの整骨院の骨盤矯正を受けて体の歪みを改善しませんか?

あなたのご来院をお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

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