私達に備わる、病気に抵抗する力・免疫力は、血液の成分の1つである白血球によって支えられています。
この白血球が作られる場所は背骨のなかにある骨髄です。
ですから、背骨に負担のない眠り方が重要です。正しい姿勢で骨休みをし、眠りが深くなれば白血球がしっかりと作られ免疫力がアップします。
免疫はウイルスを退治しますから、当然風邪も引きにくくなります。
ある実験で、睡眠の質が低い人たちは、睡眠の質が高い人たちに比べて風邪の発症危険率が5.5倍もあるということがわかりました。
白血球がきちんと働いているという事は、関節の痛みを誘発する物質やガンの発生も抑えられていることなのです。
最近、睡眠の重要性がクルーズアップされ、睡眠の質と生活習慣の関係が医学的に明らかにされてきています。例えば、高血圧や糖尿病、ガンを発症した人の生活習慣を調べると、睡眠の質が悪いことがわかってきました。
実際、当院の「無痛整体」で体のゆがみが改善された方からは、自律神経のバランスがよくなった、生活習慣病にも効果があったという声もよく耳にします。
「無痛整体」で体の歪みを改善すると、正しい姿勢で眠るようになり、自律神経のバランスが整い、免疫力が高まると、「いびき」やまたは、睡眠時無呼吸症候群を防ぐことができます。
かつて、「いびき」は、よく眠っている証しのように思われていましたが、実は呼吸が浅い状態であり、これが自律神経の働きを乱しているのです。
また、その音が深い睡眠を妨げ、口で呼吸することによって免疫力が著しく弱まることも、わかってきました。
「いびき」が起こる主な原因は、のどの中にある空気の通り道「気道」が狭くなることにあります。この狭い通り道を空気が通ろうとするとき、空気の抵抗が大きくなり、のどの粘膜が振動して音が生じます。
リコーダーやトランペットなどの管楽器が音を発する仕組みと同じ。この振動こそが、「いびき」の正体です。
では、気道が狭くなってしまう理由は何でしょうか?
電車などで寝ている人を見ると、体を起こした状態で椅子に座り、首を前に倒してウトウトしているような人で、「いびき」をかく人は少数。一方、頭が後方に倒れ、口を大きく開いている人に、いびきが多く見られるような気がしませんか?
仰向けであっても、後頭部が後方に倒れ、口とのどが開いてしまうと、まず、病気の原因となる空気中の雑菌がダイレクトに体に入りこみます。
そして、舌の付け根といった組織がのどの奥に落ち込み、気道に詰まった状態になってしまうのです。
参考にして下さいね(^^)/
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/
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