顎と食いしばりと歯ぎしり

「先生、私は、歯ぎしりがあるようです。食いしばりと歯ぎしりは違うんですか?それとも同じなんですか?」

患者様から、このような質問を頂いたことがあります。

「歯ぎしり」は歯と歯をこすり合わせることです。

本人は気づいていませんが、寝ている間にギリギリと音がするような激しい歯ぎしりをする人もいます。

食いしばり同様、歯がボロボロになったりします。

では、なぜ人は歯ぎしりをするのでしょう?

実は、歯ぎしりというのは呼吸を確保するための行動なのです。顎を前に出してギシギシと歯を左右にずらすと、気道が確保できて呼吸がしやすくなります。

実際にやってみれば、その感じがよくわかると思います。

もう1つ重大な問題は、歯を削ってしまうことです。

「歯ぎしりは歯の高さが合っていないために起きている」と判断し、高さを調整するために歯を削ってしまっては、逆に噛み合わせが低くなり、よけいに食いしばってしまいます。

①体の歪み
②顎を動かす筋肉の疲労
③ストレス

当院では、上記の①~③が食いしばりの要因と考えています。

ここで、もう少し「食いしばり」についてお話します。

通常、上下の歯が接触するのは、食事のときや唾液を飲み込む瞬間だけで、1日のうち、せいぜい20分という短い時間に過ぎません。

24時間のうち、たった20分とは驚きです。しかし、これが自然な状態なのです。

このことが何を意味するかと言うと、上下の歯が接触し続けるのは、そけだけ「大きな負担」になるということです。

そもそも、人間の歯というものは、長時間接触するようには作られていないのです。

普段から私達は、何気なく食べ物を噛んでいます。この噛む力は、思いがけないほど大きな力です。

硬い物を噛む時、私達はどれくらいの力を使っているのでしょうか?

スルメやビーフジャーキ、硬いおせんべいなどを食べたときの最大咬合力は約30キロと言われています。

イワシの丸干しで約20キロ以上と言われています。ハンバーグでも約2キロ、ラーメンの麺でも約1キロです。

小さな歯に、それほど大きな力が加わっているのです。しかし、夜の食いしばりはその比ではありません。

夜の食いしばりは、何と100キロ以上!!

そんな力で噛んでいるため、顎や首、肩などが痛くなっても当然です。食いしばりが不定愁訴の原因になっても、決して不思議はないのです。

あなたが、顎関節・首コリ・肩こり・頭痛でお悩みでしたら是非一度、かたの整骨院で体の歪みを改善してみませんか?

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