めまいと飲酒・禁煙

患者様から、必ずと言っていいほど聞かれるのが「飲酒や喫煙は続けてもいいですか?」という質問です。

まず、アルコールには小脳の機能を抑制する働きがあります。

健康な人であっても、飲み過ぎれば目の前がぼんやりとして視界が狭くなった

り、足元がおぼつかずに千鳥足になったりします。また、アルコールが血液に

のって内耳のリンパ液に届くと、リンパ液との重さの違いからめまいを引き起

こすことがあります。ですので、たしなむ程度であれば問題はありませんが

飲み過ぎにはくれぐれも気をつけてほしいと思います。とくに体調がすぐれな

いときなどは、飲酒は控えたほうがいいでしょう。

次に喫煙についてですが、これまで喫煙していた人などはこれを機にぜひ

禁煙してほしいと思います。なぜなら、喫煙は確実にめまいやふらつきを悪化

させるからです。これには2つの大きな要因があります。まず、タバコに含ま

れるニコチンは全身の血管を収縮させ、血流を妨げる働きがあります。

それは、結果として脳や内耳への酸素の供給が減り、めまいが起こりやすく

なるのです。参考にしてくださいね(^^♪

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

かたの整骨院