「左肩はなんともらいのに、右肩だけがいつも重い」「マッサージで右肩をほぐしてもらっても、翌朝にはもう戻っている」
もし、こんな悩みを抱えているいるならーーーその右肩こり、筋肉の問題ではなく、肝臓からのサインかもしかんれません。
私は、かたの整骨院の院長・山本と申します。柔道整復師として延べ3万人以上の施術に携わるなかで、「右肩だけがこる」と訴える方には、ある共通点があることに気づきました。
この記事では、右肩こりと肝臓疲労の関係を「内臓体制反射」というメカニズムから解説します。最後にご自宅でできるセルフケアもご紹介しますので、ぜひ最後までお読み下さい。
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右肩と左肩で「こり方が違う」理由
肩こりは左右均等に起きるものーーーそう思っている方は多いのですが、実際の臨床現場では「片側だけがつらい」という訴えは珍しくありません。
その原因のひとつが、内臓の配置が左右対称ではないことです。
人間の身体の内部を見ると、心臓はやや左寄り、肝臓は右側の肋骨に下に位置しています。
胃は左寄り、脾臓も左側です。つまり、内臓はそもそも左右対称に並んでいません。
そしてここが重要なのですが、内臓の不調はその臓器に近い筋肉や、神経でつながった筋肉に「こり」や「痛み」として現れることがあります。
つまり、右側にある肝臓が疲労すると、右肩周辺の筋肉にこりが生じやすくなるのです。
関連記事:リセット整体とは?ーー内臓と筋骨格系をつなぐ新しい整体の考え方https://katanosk.com/post-15055/
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肝臓疲労が右肩こりを引き起こすメカニズム
では、肝臓の疲労がどのようにして右肩のこりにつながるのでしょうか?もう少し詳しく見てみましょう
神経経路:肝臓→横隔神経→僧帽筋
肝臓に負担がかかると、肝臓を覆う被膜が引き伸ばされたり、炎症による微細な刺激が生じたりします。この刺激は横隔神経を介して脊髄のC3〜C5(頸椎の3番から5番目)に伝わります。
C3〜C5は、首から肩にかけての筋肉ーーー特に僧帽筋(そうぼうきん)の上部を支配する神経の出発点でもあります。
つまり、脳は「肝臓からの不快な信号」と「右肩の筋肉の状態」を同じ神経回路で受け取るため、肝臓の疲労を「右肩のこり」として感じてしまうのです。
【神経経路の流れ】
肝臓の疲労・負担
↓
肝被膜への刺激
↓
横隔神経(C3〜C5)に信号伝達
↓
脊髄で僧帽筋の神経と合流
↓
右肩の僧帽筋の神経と合流
これが、いくら右肩の筋肉をマッサージしても「翌日には戻る」原因です。筋肉そのものではなく、信号の発信源である肝臓にアプローチしない限り、根本的な改善は難しいのです。
「関連痛」との違い
似た概念に関連痛(かんれんつう)がありますが、関連痛は「痛みの場所がずれて感じられる現象」です。一方、内臓体性反射は実際に筋肉の緊張や硬さが生じる点では異なります。
右肩を触ると本当に硬くなっており、これが「原因は筋肉だ」と誤解されやすい理由でもあります。
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こんな人は要注意「肝臓疲労チェックリスト」
以下の項目に3つ以上当てはまる方は、も右肩こりの背景に肝臓疲労がある可能性があります。
◽️お酒を週3回以上飲む習慣がある
◽️揚げ物や脂っこい食事が多い
◽️朝起きたときに右肩が特に重い
◽️目が疲れやすい、かすみ目がある
◽️右肩だけマッサージしても翌日には元に戻る
◽️健康診断でr-GTPやALTがやや高めと言われた
◽️40歳を過ぎてから肩こりが明らかに悪化した
◽️夕方になると右の首すじから肩にかけてズーンと重くなる
特に「朝の右肩の重さ」と「マッサージで戻る」の2つが同時に当てはまる方は、筋肉単体の問題ではない可能性が高いと当院では考えています。
注意:チェックリストはあくまでも目安です。強い痛みや体調不良がある場合は、まず医療機関での検査をおすすめします。
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リセット整体で右肩こりが改善する理由
当院のリセット整体では、肩の筋肉を揉みほぐすだけでなく、内臓機能の調整を施術に組み込んでいます。
施術のポイント
①内臓マニピュレーション(肝臓リリース)右肋骨下部から肝臓周辺の筋膜・横隔膜にかけて、やさしい圧で緊張を解放します。強く押す施術ではありませんのでご安心ください
②頸椎C3〜C5の可動域調整 肝臓からの信号が集まるC3〜C5の関節可動域を整え、神経の過敏状態をリセットします。
③僧帽筋・肩甲挙筋の筋膜リリース ①②で原因にアプローチしたうえで、結果として硬くなった筋肉も合わせてほぐします。
この「原因(内臓)→経路(神経)→結果(筋肉)」3段階にアプローチする点が、一般的なマッサージや肩こり施術との違いです。
改善事例
Aさん(52歳・男性・会社員)週4回の晩酌習慣あり。右肩こりに10年以上悩み、月2回のマッサージに通うも改善せず。リセット整体を5回受けた時点で「朝の右肩の重さがなくなった」と実感。現在は月1回のメンテナンスで良好な状態を維持。
Bさん(47歳・女性・事務職)健康診断でr-GTPがやや高めと指摘。右肩から首にかけての慢性的なこりがあり、頭痛っも併用。リセット整体3回目の施術後から頭痛の頻度が減少し、「肩が軽くなっただけでなく、目の疲れも楽になった」とのこと。
※効果には個人差があります。すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
リセット整体の全体像はこちら:リセット整体とはhttps://katanosk.com/post-15055/
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自宅でできる肝臓ケア3選
施術と併せて、日常生活でできるセルフケアをご紹介します。
①右脇腹のホットタオル温罨法(おんあんぽう)
やり方:濡らしたタオルを電子レンジで1分温め、右の肋骨の下あたりに当てます。10〜15分、1日1回が目安。
なぜ効くのか:肝臓周辺の血流が改善し、被膜の緊張がやわらぎます。入浴前に行うとより効果的です。
②右側を下にしない寝方
肝臓は約1.2〜1.5kgと重い臓器です。右側を下にして寝ると、自重で圧迫される状態が長時間続きます。仰向け、またはやや左側を下にした寝姿勢を意識してきてください。
③肝臓に優しい食事の3原則
1.アルコールを週2回は休む(休肝日の確保)
2.良質なタンパク質を毎食摂る(卵、魚、大豆製品)
3.緑黄色野菜を1日両手1杯分(ブロッコリー、ほうれん草など)
特別なサプリメントや食品や不要です。この3つを意識するだけでも、肝臓への負担は大きく変わります。
よくある質問
Q1.右肩こりで整骨院に行っても大丈夫っですか?
はい、問題ありません。整骨院は筋肉や関節の専門施設です。当院ではさらに内臓機能との関連も考慮した施術を行なっていますので、「マッサージで改善しない肩こり」にお悩みの方こそお越しいただきたいと考えています。
Q2.肝臓が原因かどうかは、どうやって分かりますか?
初回の問診で生活習慣(飲酒頻度、食事内容、睡眠の質など)を詳しくお伺いし、触診で肝臓周辺の筋膜の状態を確認します。必要に応じて医療機関での血液検査をおすすめする場合もあります。
Q3.リセット整体は何回くらいで効果が出ますか?
個人差はありますが、多くの方が3〜5回の施術で変化を実感されています。慢性的な肩こりの場合、最初は週1回のペースをおすすめし、改善に合わせて間隔を広げていきます。
Q4.病院の検査で異常なしでも、内臓疲労はありますか?
あります。血液検査の数値は「病気かどうか」を判定するものであり、「臓器が疲れているかどうか」を示すものではありません。検査で異常がなくても、機能的な負担が筋骨格系に影響を及ぼすことは臨床上よくあることです。
Q5.保険は適用されますか?
リセット整体は自費施術となります。料金の詳細は料金ページをご確認ください。急性の外傷(捻挫・打撲など)については保険適用ですので、お気軽にご相談ください。
右肩こりにお悩みの方へ
「右肩だけがこる」という症状は、体は発している大切なサインです。
マッサージやストレッチで一時的にラクになっても繰り返すなら、原因は筋肉の奥ーーー内臓にあるかもしれません。
かたの整骨院のリセット整体は、その原因にアプローチする施術です。
まずはお気軽にご相談ください。https://katanosk.com/









お電話ありがとうございます、
かたの整骨院でございます。