枚方市からお越しの女性の患者様からのご質問です。
「先生、なぜ立ち仕事の私は夕方になると足のむくみ、靴がきつくなるのですか?」
「足が太くなってきた」「足が重く、だるい」
このような声を頂きました。
女性の場合、ヒールやパンプスを履き続けていると、靴が脱げないようにと無意識のうちに足の指を縮こまらせたり、指を上げて靴の内側に引っ掛けた悪い歩き癖「指上げ歩き」をしてしまいます。
そういう方は、指の背や指の付け根にタコができているのも特徴です。
この歩き方はすねの筋肉に余分な負担をかけることになり、筋肉を緊張させ、血管を圧迫し、筋復運動を妨げるので、うっ血状態になってしまいます。
うっ血状態が続くと下半身に溜まった血液を心臓に送り戻す作用が低下するので、心臓にも負担をかけることになり、さらにむくみをひどくしてしまうのです。
長時間のデスクワークでは、太ももの後面が椅子に圧迫され、余計にむくみがひどくなり、夕方靴に足が入らなくなるほどきつくなります。
また、足のむくみは、自律神経が関係している場合が多いです。
足がむくむ人たちの特徴として、ひどい首コリ、肩こり、胃腸障害、全身疲労などの自律神経失調状態が見られます。
自律神経の誤作動は、体の代謝機能も低下させるので、足のむくみ以外にも、足のだるさや足の冷えなどをともないます。
いずれにしても、下半身の血液を心臓に送り出す作用が弱くなっているのです。
もうひとつ、女性の悩みで多いのは便秘です。
何日も便秘が続くとお腹の張りなどで気分は悪く、吹き出物や肌荒れもひどくなります。
そんなとき、下剤などえお服用する人も多いようですが、実は、足裏の異常が関係している場合が多く見られるので、まずは自分の足をチェックしてみてください。
足裏の異常の中でも「内反小指」と呼ばれる小指が親指側に曲がっている状態や、足裏の小指の付け根にタコの出来ている人は、ひどい便秘になります。
小指の付け根にタコができるということは、指が踏ん張れないために、歩行時、足先が外方向へ流れるねじれ歩行をしている証拠です。
そうすると、体がぶれやすくなり、これを防ぐために無意識に、首や背中の筋肉へ余分な力を入れてしまいます。
女性に便秘が多いのは、浮き指や外反母趾などの足裏の異常があると、体がゆがみやすく、さらに首を痛めてしまうからなのです。
参考にして下さいね(^^)/
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