日常の動作も、姿勢と関係があります。悪い動作は悪い姿勢につながり、体のバランスを崩すことになってしまいます。
人にはそれぞれ、動作の癖というものがあります。その癖は習慣になっていまっているため、無意識のうちにやっています。
これが曲者で、まさか自分がしゅっちゅう体のバランスを崩す悪い動作を習慣的に行っているなどとは気づかないのです。
こうした無意識の動作を直すためには、その動作を意識する必要があります。
「自分が日頃どんな立ち居振る舞いをしているか・・・」
まず、振り返って観察してみてください。
確認していただきたい動作は、次に挙げるようなものです。一言でいえば、これらは「偏った動作」で、いずれも体のバランスを崩す原因となります。
●バックやカバンを体の片側で持っている
カバンやバックをいつも同じ体の片側で持つことは、体を歪めます。その歪みが、体のバランスを崩します。
荷物を持つ時や肩にかけるときは、意識して手や肩を交互に使う。この小さな心がけから、体の悪い動作を正していきましょう。
●いつも同じ足の組み方をしてしまう
いつも同じ足を上にして足を組む癖も、体のズレを生み、体のバランスを崩します。
足を組むのであれば、時々はいつもと反対の動作をするようにしてください。
また、立って休むときや人を待つとき、自然とどちらの決まった足に重心をかけているものです。
こうしたとき、いつもとは違う足に重心をかけて立つようにしましょう。
最初、反対の動作はやりにくいかもしれません。そのやりにくさが、あなたの動作の癖の証明です。
●知らず知らずのうちに頬づえをついている
頬づえは手のひらを片方の頬に押し付け、そこに重心をかけます。顎はどんどんずれていくうえ、歯も回転したり、倒れてきたりします。
こうした歯の動きや顎のずれが体に伝わり、徐々に体のバランスが崩れます。
●食事の際、テレビを真正面から観ずに食事をしている
食事をするとき、ほとんどの方はテレビを観ながら食事をします。これが顎のずれや食いしばりの原因となり、体のバランスを崩す盲点です。
たとえば、テレビが右側に置いてあるとしましょう。テレビを観ながら食事をすると、どうしても顔を右に向けて食べるようになります。
そうした食べ方をしていると、無意識のうちに右ばかりで噛むようになり、体のバランスの崩れにつながります。
食事の際の、テレビを消すことも1つの方法です。どうしてもテレビを観ながら食事をしたいのであれば、テレビの真正面に座るようにしてください。
あなたが、体の歪みから頭痛・顎関節症・首痛・肩こり・腰痛でお悩みでしたら、是非一度、かたの整骨院で骨盤矯正を受けてみて下さい。
あなたのご来院をお待ちしております。
お電話ありがとうございます、
かたの整骨院でございます。